ARCTURUS(アークタウラス)電動ガンレビュー
ARCTURUS AKカスタムシリーズ
2018年に香港で誕生した新しいエアガンメーカー、ARCTURUS(アークタウラス)の電動ガン「AKカスタム」シリーズをご紹介。
ARCTURUS AKカスタムシリーズは、AK-47を近代化したAKMをベースとしたAKMカスタムと、カービンスタイルのAK-74であるAK105をベースとしたAK105カスタムの2モデルが存在する。(AKベースモデルとしてはREX AKB-15タイプのCentaur Bというモデルもあります。)
AKMカスタムはフルサイズバレル、AK105カスタムはカービンサイズバレルとなり、ハンドガードの形状に多少の違いはあるがバレル長の好みでチョイスしていただくことが可能だ。
ハンドガードは現代的なデザインでM-LOKを備えたARCTURUSオリジナルのものが装着されている。
その他、ストックはAR系ストックチューブに換装されており、マグプルMOEタイプのストックにより長さ調整が可能。マガジンもマグプルタイプのものが付属するため、全体的にAKといいつつも古さの感じられないスタイリッシュな外装となっている。
AK本来の木製ハンドガードやストックのモデルとは違って非常にタクティカルな雰囲気が漂い、誰しもがカッコイイと思えるような独特の外観を持っている。
ARCTURUS AKカスタムシリーズのスペックや構成パーツの特徴
AKMカスタム
・全長:890/970mm
・重量:3500g
AK105カスタム
・全長:800/880mm
・重量:3300g
レシーバー
スチールプレス製のリアルなレシーバーが再現されており、AKらしさを残す数少ないパーツでもある。サイドマウントプレートも再現され、1つの銃の中にハンドガードやストックとの年代のギャップが生まれていて、非常に面白いデザインである。
セレクターにはグリップに近い部分にプレートが追加されており、グリップを握りながら人差し指でもセレクター操作ができるようになっており、操作系の改善が施されている。
バッテリーはアッパーレシーバーを外し本体上部に収める形となる。
ハンドガード
M-LOKを備えたARCTURUSオリジナルのアルミ製軽量ハンドガードのため、フロントヘビーにはならず拡張性の高さと重量バランスの良さを両立した秀逸なデザインとなっている。M-LOKは3時6時9時方向の3面にあり、アウターバレルギリギリの長さまで伸びていて使いやすい。
ガスチューブには20mmレール付きのカバーが装着され、AR系と同じようなオプションパーツの運用が可能だ。
グリップ
マグプルMOEタイプのグリップを装着し、電動ガンの構えやすさに貢献したパーツがチョイスされている。
プラスチックパーツの作りも非常に高品質で見栄えも良く、タクティカルなイメージを印象付けるパーツの1つと言える。
ストック
マグプルMOEタイプのストックが装着されている。刻印等はないものの、レプリカストックとしては非常に完成度が高いパーツだ。
AKの現代カスタムとしてはそれなりに労力の掛かるストックのAR化が標準で備わっているのは大きなポイントと言える。
またストックチューブ基部にはスリングスイベルプレートもあり、ワンポイントスリングによる運用も可能となっている。
付属品
マガジンはエアガンとしては珍しく、スタンダードマガジンと多弾マガジンの2本が付属する。
デザインはマグプルタイプで、スタンダードはリアルカウント30発と120発フルチャージの切り替えが可能。多弾マガジンはゼンマイ式の300発装弾となる。
また、M-LOKに装着可能な金属製のバリケードサポートが付属する。
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